Illustratorで長方形ツールを使って、シンプルな長方形や正方形を作成する手順をご紹介します。
簡単に美しい図形を作成することができます。
長方形ツールは、Illustratorで最も基本的な図形を作成するためのツールです。
シンプルな長方形から、正確な正方形まで、さまざまな形を手軽に描くことができます。
レイアウト作成やデザインの基礎として幅広く活用されるツールです。
では早速、長方形ツールの詳細を見ていきましょう。
1.長方形ツールを選択する
Illustratorを起動し、新しいアートボードを作成します。
ツールバーの左側にある「長方形ツール」を見つけてクリックします。
四角形のアイコンで表示されています。
2.長方形を描く
長方形ツールを選択した状態で、アートボード上で「クリック＆ドラッグ」をします。
これで長方形が描けます。
時短Point!
Shiftキーを押しながらドラッグすると、完全な正方形が描けます。
3.長方形のサイズを調整する
描いた長方形を選択した状態で、四隅のバウンディングボックスをドラッグしてサイズを調整します。
この他にも、図形の調整方法はいくつかありますのでご紹介します。
これで作業がスムーズに！
まずは、長方形ツールを選んでアートボード上をクリックし、幅や高さを数値で直接入力して作成する方法です。
これは、正確なサイズをすぐに設定したいときに便利です。
次に、画面右側にあるプロパティパネルからサイズ調整をする方法です。
作成した図形を選択し、プロパティパネルの「変形」セクションにある「W」（横幅）と「H」（縦幅）欄に数値を入力して調整します。
Wは横幅、Hは縦幅のサイズを変更するための欄です。
作成した図形のサイズをプロパティパネルから変更するときに、元の図形の縦横比を崩さずに調整する場合の作成方法をご紹介します。
プロパティパネルで「W」（横幅）と「H」（縦幅）を入力する前に、チェーンアイコン（縦横比を固定するアイコン）をクリックします。
これにより、幅を変えると高さも自動で連動して変更され、縦横比が保たれたままサイズを調整できます。
この設定を使えば、元のバランスを維持しながらサイズ変更ができるので、デザインが崩れません。
これらの方法をうまく使い分けることで、自由な発想でデザインを進めたり、精密なレイアウトを作成したりすることができます。
自分に合った方法を使って、デザインを楽しく進めてください。
4.塗りと線の設定
描いた長方形の塗りの色や線の色を変更するには、ツールバーの「塗り」と「線」のアイコンを使います。
塗りの色を「ダブルクリック」するとカラーピッカーが表示され、好きな色を選ぶことができます。
同様に、線の色もカラーピッカーから選べます。
塗りを選んでいる状態です。
線を選んでいる状態です。
5.完成
これで、シンプルで美しい長方形や正方形が完成しました。
このツールを使って、レイアウト、ボタン、フレームなど、さまざまなデザインに挑戦してみてください。
注意: 記事の内容は特定のバージョンに基づいています。お使いのバージョンによっては、操作が少し異なることがありますので、ご注意ください。
まとめ
Illustratorの長方形ツールを使えば、シンプルながらも多用途なデザインが簡単に作成できます。
今回学んだ手順を活用して、あなたのデザインに役立ててみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました！
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