出産後の生活は、慣れない育児に追われる毎日で、不安や悩みを抱えることも少なくありません。そんな時期に出会ったのが 「BP1プログラムとは、どのようなものか」 という案内でした。BP1プログラムとは、生後間もない赤ちゃんと母親を対象に、安心して過ごしながら育児について学べる支援プログラムです。
最初は参加をためらいましたが、実際に体験してみると得られるものが多く、振り返っても参加して良かったと感じています。本記事では、BP1プログラムの概要や内容、そして私自身の体験談をまとめてご紹介します。
BP1プログラムとは?内容と特徴
BP1プログラムは、生後2~5か月頃の赤ちゃんと母親を対象とした育児支援プログラムです。会場では赤ちゃんと一緒に過ごしながら、子育てに関する基本的な知識を学んだり、映像やテキストを通して考えを深めたりすることができます。
このプログラムの特徴のひとつは、授乳やおむつ替えを会場で自由に行えること。家庭と同じようにリラックスした環境で参加できる点です。
ただし、対象月齢や実施内容は自治体によって異なるため、参加を希望する場合はお住まいの市町村で確認することをおすすめします。
参考:BP1プログラムについてはこちら(外部サイトへ移動します)
BP1プログラムに参加したきっかけ
保健師さんからの案内
私がこのプログラムを知ったのは、出産後の保健師訪問のときでした。赤ちゃんについて学べる機会だということは理解していましたが、どちらかというと「ママ友を作る場」という印象の方が強くありました。
しかし、保健師さんから「ママ友づくりだけが目的ではありません」と説明を受け、安心して参加することにしました。
BP1プログラムの参加時期と雰囲気
BP1プログラムに参加する月齢について感じたこと
私が参加したのは子どもが生後4か月のときでした。ちょうど育児にも慣れてきて、ミルクや睡眠のリズムも安定してきた時期であり、健診やお宮参りなどの行事も一段落していたため、外出や参加に大きな負担はありませんでした。
ただ、より低月齢で参加した方が、他のお子さんの成長を見て学べる面があったかもしれないと感じました。
BP1プログラムの流れと活動内容
テキストより交流が中心
初日にテキストが配布されましたが、実際に使う場面は少なく、自己紹介やグループでの会話が中心でした。2日目以降も動画鑑賞とテキストを少し活用する程度で、基本はゲームや交流を通して進みました。
会場の雰囲気
会場では「授乳やおむつ替えはその場で行う」ことが決まりとなっており、最初は抵抗がありましたが、同じ環境で子育てをしている母親同士だからこそ、気兼ねなく過ごすことができました。赤ちゃんが泣いても「お互いさま」という雰囲気もあり、安心して参加できました。
BP1プログラムでの交流体験
他のママたちとの関わり
私が参加した回では、全員と十分に話せるわけではなく、プログラム中に深い交流ができなかった方もいました。LINE交換をすることもありましたが、やり取りはそれほど多くありませんでした。
それでも、支援センターで再会して育児や保育園情報を共有できたことは大きな収穫でしたし、以前は動かなかった赤ちゃんが元気にハイハイしている姿が見られたなど、数か月ぶりに会った赤ちゃんの成長に驚き、微笑ましく思う場面もありました。
BP1プログラムで学んだこと
子育ての基本と夫婦関係
配布されたテキストには事故防止や生活環境づくりといった基本的な内容のほか、夫婦で子育てを進めるうえで考えたいテーマも含まれていました。
特に、男性の育休取得が広がる中で「夫婦で24時間子育てをする」というこれまでとは異なる生活をどう過ごしていくかを考えさせられる内容でした。
実際にすぐ必要でない場合でも、将来を見据えて目を通しておく価値があると思います。
【まとめ】BP1プログラムに参加して感じたこと
BP1プログラムは、ママ友づくりだけが目的ではなく、赤ちゃんと一緒に安心して過ごしながら学べる貴重な時間でした。交流を通じて不安を共有したり、他の子どもの成長を知って励まされたりと、多くの気づきを得ることができました。
最初は不安もありましたが、振り返ると「参加して本当に良かった」と思える体験です。プログラムの詳細は自治体によって異なるため、気になる方はぜひお住まいの地域で確認してみてください。きっと新しい発見や安心感が得られるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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